SEEDxとは?
鹿嶋健介

「スマートフォンを利用した領収書データ作成代行サービス」

起案者:鹿嶋健介
(ピリカワークス株式会社)

起業を予定している地域:東京(将来的には業務拡大に伴って福島県内に拠点を設置予定)

解決しようとする地域の問題

福島に限らず多くの地方では震災前から人口流出の問題が深刻化していたが、東日本大震災以降、被災地では震災後の1年間だけでそれ以前の5年間の人口減少を大幅に上回る人口が流出するなど厳しい社会経済状況に置かれている。この人口流出の大きな原因は地方においては仕事・雇用が都市部と比較して少ないことにある。

社会起業プラン概要

本プランの起案者である鹿嶋さんは、個人事業主(例えば、プログラマー、クリエイター、さまざまな士業、飲食店経営者など)や10人未満の小規模法人をターゲットにした領収書データ作成代行サービスにより、福島地区で1000人規模の雇用創出を目指す。雇用の主たる対象は地域の主婦であり、彼女たちを中心として就労者を増やすことで地域における世帯あたり収入を増やすことが見込める。

事業の概要はクライアントである個人事業主や小規模法人がスマートフォンで領収書を撮影し、当該画像データをもとに、福島地区の主婦が経理処理に必要なデータを作成してくれるアプリサービスを予定。これにより領収書処理で一番面倒なデータ入力・仕訳作業をアウトソースでき、かつ作成されたデータは会計ソフトへインポートできたり、顧問税理士等とデータ共有を容易にできる事を想定している。

主なターゲットにソーシャルメディア利用率が高いと思われる個人事業主が含まれることもあり、この社会起業ブランではFacebookページで、発生した業務量や創出した雇用人数といった成果を継続的に報告する。また、領収書の受領頻度の高い喫茶店とのタイアップ企画により、コーヒー代などをピリカワークスが負担することで利用登録機会を創出し、当該キャンペーンやサービス存在をソーシャルメディアを利用して拡散させる。企業や行政との連携については、福島で主婦向けの在宅勤務・テレワークで実績のある企業や、地域の税理士・会計士との連携を予定している。

鹿嶋さんは、都市銀行にて大企業向けの投資銀行業務を担当した経歴を経て、資金面だけではなく新規事業や雇用創出による地域活性化を目指して2011年7月にピリカワークスを設立した。ピリカワークスのもう一人の創始者である大沼さんは北海道旭川市出身で、地元に雇用がないために家族と離れて出稼ぎに出る友人の姿を見て、地方における雇用創出の必要性を強く感じている。

こんな方に塾生として参加してもらいたい

・ビジネスを通じて我々が実現したいと思っていることに共感して頂けそうな方
・何らかの専門性をお持ちでそれを被災地の雇用創出に繋げたいと考えている方

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