SEEDxとは?
宮下暁

「福島県内の若者支援事業」

起案者:宮下 暁

起業を予定している地域:福島県全域

解決しようとする地域の問題

我が国の若者雇用情勢は景気の後退やグローバル企業競争の激化にともなう人件費削減などの影響を受けて深刻化し、フリーターと呼ばれる非正規雇用者の数は206万人、無職の人の数は500万人と推定される。また、不登校児や社会的ひきこもりの若者の数も増加の傾向にある。このような状況は全国的なものであるが、東日本震災の影響を直接受けている福島県では、若者の社会的および経済的な自立を支援するNPO等の活動に特に大きな期待がかかっているが、指導者・スタッフの人材不足、事務処理の増大による支援活動の停滞、他地域の団体との協力体制の未整備といった理由により、それら支援団体が十分な支援活動を行えているとは言いがたい状況にある。

社会起業プラン概要

宮下さんの「福島県内の若者支援事業」では、若者の自立支援を行うNPO等への経営指導、コミュニティ・ビジネスや雇用の場の提供、および就職斡旋事業の相談と斡旋の3つをおこなうことで、前述の問題の解決を図ろうとする社会起業プランである。3事業全てについて、それぞれの専門家集団を組織し、各地の成功モデルを標準化した各地の成功モデルにもとづいて、有効な支援メニューや教材、コンサルティング手法を提供する。より具体的には、若者の自立支援に関する経営指導えはスタッフへのスキルトレーニングや教育プログラム・マネジメント指導を行う。コミュニティ・ビジネスは雇用の場の提供に関しては起業支援、インキュベーション、商品開発しえん、販売支援といった支援メニューやコンサルティング手法を提供する。そして就職斡旋事業の相談・斡旋に関しては、職業紹介やマッチング、および実習の機会提供といったノウハウ開発を実施する。

このように、福島県内で活動する若者の自立支援団体たいに、1地域・1団体では解決できない課題に対する包括的なソリューションを提供することで、間接的に若者の就業や自立を促進する。福島県内の若者の就業支援では、100人規模での雇用創出を想定している。将来的には県外の自立支援団体との情報共有の実現も目指し、全国規模の若者自立支援ネットワークを構築することで、より社会的インパクトの大きな事業に育つことを期待している。

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