SEEDxとは?
水下智則

「ECによる福島県産品の販路拡大とソーシャルメディアを活用した高付加価値化」

起案者:水下 智則

起業を予定している地域:福島県全域

解決しようとする地域の問題

2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故により、福島県内では線量が高くない地域も風評被害を受け、農産物をはじめとする物品の売れ行きが下がり、また訪れる観光客の数も減少している。風評被害を解決するためには的確な情報発信が必要だが、福島県の製造事業者や生産者は情報発信力が弱いため、大人数に正しい情報を伝えることができていない。また、彼らのこれまでの市場は県内に限られていたため、県外での販路開拓がなかなか進捗しない。

社会起業プラン概要

水下さんの「ECによる福島県産品の販路拡大とソーシャルメディアを活用した高付加価値化」は、伝統工芸品や食品を中心とした福島県産品の付加価値を高めつつ新しい販路を開拓することで、風評被害および観光客現象の2つの解決をはかるモデルである。具体的には、福島県内の製造事業者や生産者に対する知識強化(①)、商品の付加価値アップ(②)、ソーシャルメディアを活用した情報発信(③)、および販売促進(④)の4つを循環させることで、付加価値を付与した福島県産品を持続可能な方法で販売していく。①の知識強化は、商品開発および販売促進についての研究会を実施し、県内の生産者等の知識向上と人材育成を図る。②の商品の付加価値アップは、①の研究会で得た知識を生かした新商品開発や既存商品のリニューアルをおこない、顧客にとって魅力ある商品を創造する。③の情報発信は、Facebook・Twitter・Ustream・TouTubeの4つのソーシャルメディアを活用した情報発信、ならびにこれらのチャネルにおける福島県産品のプロモーション用のコンテンツ制作を請け負う。④の販売促進では、まるごとEC・楽天市場・Yahoo! ショッピングの3つサービスにてEC店舗を立ち上げ、福島県産品のための新しい販路を想像するとともに、これらのサービス経由でリアルタイムに顧客の意見を集め、これを①の研究会に還元していく。

福島県会津若松市出身の水下さんは、東日本大震災の発生後、「地元の復興に貢献して恩返ししたい」という思いを強く抱くようになり、法政大学大学院に入学し福島県内の某食品メーカーに対する商品開発支援を行なってきた。自信の得意分野である商品開発に加えて、販路開拓と高付加価値化によって福島県内の生産者や企業を支えたいという気持ちからSEEDx 地域未来塾のコンペに応募した。

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