SEEDxとは?
前田諭志

「“クロスプラットフォーム開発環境を利用した開発者養成WBT”の開発と提供」

起案者:前田 諭志

起業を予定している地域:福島県全域

解決しようとする地域の問題

福島県では東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で多くの人が生活の基盤を失った。未だ長期的かつ発展的に「仕事」を獲得できる支援策は充実しているとは言い難い。また、現地の状況からして座学や集合形式での支援プログラムには限界があり、遠隔でも視聴可能なWBT(Web based Training)が有効と考えられる。

一方で、世界的な成長産業に目を向ければ、スマートフォンやタブレットといったライフスタイルを変革させる機器の登場とその急速な普及によって周辺のIT産業やアプリケーション、コンテンツ産業には潤沢な仕事があるにも関わらず、開発者が圧倒的に不足しているという現状がある。

社会起業プラン概要

前田さんの社会起業プランは、"クロスプラットフォーム開発環境"を活用して、長期的な雇用につながる実践的ICTスキルの育成と、都市部などで顕在化している開発者不足を解決しようとするものである。

一般市民を対象にWBTによるアプリケーション開発コースを実施した経験のある前田さんは、今回の事業プランでさらに育成した開発者やアプリケーションのフレームワークと、開発に対するニーズを持つ企業との具体的なマッチングを行い、運営ノウハウも含めて職業訓練等の支援プログラムを実施している企業や団体への提供を予定している。

将来的には福島県以外の同様の課題を持つ地域への展開も計画しており、育成した開発者のエリア内IT企業への就業やフリーランスとしての独立を支援して、地方のIT産業の振興とネットワーキングに貢献したいというビジョンを描いている。

前田さんが事業プランの拠点としている会津地方はもともとモノづくりの盛んな地域であり、会津大学の開学以来ITベンチャー集積地としても著名である。この社会起業プランによって、地域全体に刺激を与えるものと想定される。

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