SEEDxとは?
今野雅光

「大船渡デジタルセンター(仮称)設立」

起案者:今野 雅光

起業を予定している地域:岩手県大船渡市

解決しようとする地域の問題

三陸地区では情報格差が拡大している。過去にもこれを解決するための支援事業や情報インフラの整備が行われてきたが、住民の平均年齢や生活環境などの要因によって、問題が解決されな状況が続いていた。2011年の東日本大震災後は、震災前よりも地域住民の知へのアクセスが制限されている。

社会起業プラン概要

今野さんは年配の人びとやITに慣れていない人びとでも直感的な操作で簡単にあつかうことができるスマートフォンやタブレットを活用して三陸における情報格差の拡大を解決する事業プランを構築した。

具体的には、これは "被災地域に関する情報のデジタル化" を目指す3つのステップからなる事業である。1つ目のステップでは、被災地域に関する書籍を電子化し、2つ目のステップでは、大船渡市に電子書籍制作事業者を設立することで雇用創出を測るとともに従業員が電子書籍化のノウハウを習得させる。そして最後のステップでは従業員らが習得した電子書籍化のスキルを活かして、行政や企業による資料等のデジタル化を支援する事業を全国に展開する。

当初は5名程度の雇用創出規模となるが、事業の展開に合わせてより多くの雇用を創出できる見込みがある。SEEDx 地域未来塾には、将来的なクライアントである地域自治体から公文書の電子化について理解を得る方法やアプローチ方法についての支援を期待している。

今野さんは地元でIT系の事業をおこなってきた。震災後には地元で雇用創出できる新しい事業が必要だと考え、今回の電子書籍化ビジネスを実験的に立ち上げた。東北地方において、特に女性は神経が細やかで忍耐力もあると言われている。彼女たちのこの特質を活かして子育てをしながら在宅で収入が得られる事業が三陸に定着し、地元に子どもの声を復活させたいと考えている。

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