SEEDxとは?
池田真幸

「被災者の福祉見守り情報および災害アーカイブ情報の利活用推進支援事業」

起案者:池田 真幸

起業を予定している地域:宮城県三陸地域(気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町、東松島市)およびその周辺地域

解決しようとする地域の問題

宮城県内の被災地では、行政や社会福祉協議会などが仮設住宅生活者に引きこもり防止・孤独死防止のための見守りサービスを提供している。しかし、現状同地区では人口の流出・移動が継続的に起こっているため、支援者同士が効率的に情報共有できるシステムが状態ではニーズにあった見守りが実施できているとは言いがたい。もう1つの課題として、2011年の東日本大震災の被害の拡大は過去の大規模災害の記録・アーカイブ化が不十分だったことが挙げられる。

社会起業プラン概要

見守りサービスに関する課題を解決するために、池田さんはクラウドSaaSを活用して支援者同士が団体や地域を超えて情報共有するためのノウハウを提供する。より具体的には、それぞれの支援者の活動内容を調査した上で、それぞれの活動に合わせてカスタマイズしたITツール(ソフトウェア)を提供し、さらには運用方法の提案やトレーニングも実施する。加えて、すでに紙の資料として存在している見守り情報のデジタル化やそれらを将来的に利活用するためのITツールの提案などを、地元のIT企業やNPO、ボランディア団体と協力して推進する。

2つ目の災害アーカイブについては、行政や図書館等に対して災害に関する記録・収集を支援し、アーカイブ化した情報を地元に還元し、NPOや企業と連携してこのアーカイブを今後の地域振興や防災教育に活用する。アーカイブは公開にあたってもろもろのシステムを整えた上でインターネット上で公開され、公共の財産として活用される。アーカイブ化にともなう作業はボランティアや地域の子どもの手で行い、この作業自体も防災教育に活かす。また、地元の社会福祉協議会などと協力し、被災者の見守りと連携した地域情報の収集・整理を行いたい。

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